岐阜市のピアノ教室 鈴音 ♬Rinne.♪*゜
すず先生です(*^^*)
今日は先日のMちゃん(小学一年生)のお話です。
最近のMちゃんは、とても熱心に自宅での練習に取り組んでいます。
ピアノを始めて一年が過ぎましたが、自宅でも自然にピアノをさわる習慣がついてきました。
鈴音 ♬Rinne.♪*゜では、初めからお母さんに自宅練習を無理強いするような言葉をかけないようにしてもらっていますので、始めたばかりの頃はかなりムラがありましたし、初めてやる事に対して消極的な一面のある子なので、一言目には
「無理!!!」
と、自分の言葉で自分自身を縛り付けてしまうような事がよくありました。
最近の若い子達の中では、
「無理〜」
という言葉が流行っているんでしょうか???
本当に無理と思っていなくても、ちょっと自信ないかも?という時に、簡単に「無理!」と言い切ってしまう子が多いです。
自分が発する言葉というのは、音として脳内に記憶されますので、乱用すると、その言葉通りにしなければいけないと脳が錯覚してしまいます。
「無理〜」
と何気なく使っていると、本当は無理じゃないのに、結果的に無理になってしまうという事が起きてしまいます。
「すず先生とのレッスンでは、無理!は禁止〜」
これを合言葉に、ちょっと難しいかも?と思うことでも
「大丈夫!私はできる!」
という自己肯定の言葉に変えてレッスンを続けてきました。
そうしてテキストが1冊終わる頃、どんどん弾きたい気持ちが育ってきて、テキストも次々と進みたい意欲が育ってきました。
そうすると、どんどん弾きたくなるし、自宅練習での成果をレッスンで早く先生に披露したくなります。
良い連鎖が生まれてくるんですね!
Mちゃんは今まさにその真っ只中です。
その日は、珍しくちょっと浮かない表情でレッスンにやって来ました。
すず先生は敢えて何があったのか?は聞かず、いつものようにレッスンをして、ノリノリ笑顔いっぱいでレッスンを終えました。
お迎えに来てくれたお母さんに、
「もう元気になったよ!ピアノ弾いてたら嫌なこと無くなった〜!!!」
何て嬉しい言葉でしょう!!!
その日は何か気に入らない事があって、レッスンルームのドアの前まで、プリプリと怒っていたそうです(笑)
たった30分のレッスンなのですが、心を笑顔にできるピアノ…本当に素敵な時間を共有してくれたMちゃんに、心から感謝します。