岐阜市のピアノ教室 鈴音 ♬Rinne.♪*゜
すず先生です(^ ^)
久しぶりのblogになってしまいました。
五月から六月にかけて体験レッスンが多く、新規入会の生徒さんも増えて、去年の今頃と比べると在籍人数が何と2倍に!!!
のんびり屋のすず先生は結構あたふたしまして(笑)
blogどころではなかったのですが、少し気持ちが落ち着いてきた所です。
今日は新規入会の生徒さんを見ていて、再認識した事を書こうと思います。
新しくピアノを習おう!と教室にいらっしゃった生徒さんは、とてもきらきらと目を輝かせていらっしゃいます。
ピアノを始めようとと思う理由は人それぞれですが、弾けるようになりたい気持ちは同じ。
そして、レッスンに通う事に希望と期待を持って来てくださいます。
かつての私は、お恥ずかしながら…そんな生徒さんの目の輝きを奪う事が多かったと思います。
ピアノを弾けるようになって欲しい気持ちが空回りして、つまらないレッスンをしてきたなと、反省しています。
一年も経たないうちに目の輝きは消えてしまい、ピアノが楽しくなくなっていく様子をヒシヒシと感じながらも、どうしたら良いかわからず、右往左往していました。
特にお子様の場合は、習い事が初めてという場合が多く、何かを習得する為のノウハウがゼロの状態です。
それでもレッスンに通いたい!と思ってもらう為にはどうするか???
色々考えましたが、行き着く先はやはり『楽しさ』だと思いました。
楽しくなければ音楽じゃない!!!
楽しいの先に、もっとやりたいが来る。
これはピアノに限りませんし、大人も子どもも同じだと思います。
そしてその『楽しい』は音楽的でありピアノの為の『楽しい』でなくてはいけないし、一人一人ポイントが違います。
生徒さんの性格や年齢、性別なども考慮し、目指すものをシェアしながらレッスンしていくと、同じテキストを使っていてもアプローチが全く違うものになりました。
教室を始めたばかりの頃は、昔ながらのつまらなーいテキストをダラダラとレッスンしていただけだし、生徒さんによってアプローチを変えるなんて事はしていませんでしたので、そりゃあ生徒さんが嫌になりますよね…。
そんな思いを胸に、新しく入会された生徒さん一人一人としっかり向き合おうと、すず先生の頭の中はパンクしかけたのですが(笑)何とか落ち着いたという所です。
それからもう一つ…。
ここからは保護者様についてです。
ご自宅での練習の際にお母様が先生のような立場でお子様を指導してしまう方がちらほら…。
お家でしっかりと練習させないと、先生に迷惑をかけてしまうから…という生真面目な方が、こういう事に陥りやすいようです。
そのお気持ちは講師としては大変嬉しいのですが、お子様にとっては窮屈以外の何ものでもありませんし、いつまで経っても、お母さんに言われないと何も出来ないようになってしまいます。
私はレッスンを始めたその日から、生徒さんが幼稚園児さんだとしても、お家でやる事をしっかりとお話しして、ノートに書きます。
始めは何だかよく分からない様子の生徒さんでも、毎週繰り返していくうちに、どうすれば良いかを学んでいってくれます。
もちろん生徒さんによって差はありますが、私は年齢ではなく、その生徒さんの個性に合わせて成長してくれれば良いと考えますので、お家で出来ていない事を叱る事はありません。
その生徒さんが自ら、お家でやろう!と思えるようになるまで、あの手この手でアプローチしていきます。
お家でピアノを弾いている姿を見ていて、これで合っているのかしら?とヤキモキするかもしれませんが、どうか見守ってあげてください…。
何だかヘンテコなピアノ弾いてるわ〜(笑)と思っても、ピアノを弾いた事を褒めてあげて欲しいです。
決してダメ出しはしないでください。
お子さんから、どうしたら良いか?と聞いてきた時だけ、助け舟を出してあげてくださるだけで十分です。
その時も「こうしなさい!」とか、「先生のお話しちゃんと聞いてこないからダメでしょ!」とか叱らないで欲しいです。
「お母さんはこうだと思うよ。」
「お母さんもよく分からないから、次のレッスンで先生にもう一度教えてもらおうね。」
など…お子様のヤル気を削がない言葉をかけてあげてほしいなと思います。
ご自宅でお母様から「練習しなさい!!!」と無理強いされる事で家でピアノを弾く事が嫌になり、結果次のレッスンで練習していない事を先生に叱られ、レッスンも嫌になってやめてしまう…というパターンがとても多い悲しい事実…。
こうして、ピアノが嫌いになる子どもたちを1人でも減らしたいと思っています。
お家でピアノを弾くのが楽しくなるような工夫をしていただけたら良いなと思います。
その方がお母様も楽しいですよ⭐︎
鈴音 ♬Rinne.♪*゜に来てくれている生徒さん全員が、いつまでもキラキラした瞳でレッスンに通ってくれるように、これからも精進していこうと思います。